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ここ数年の間で、「MF(マネーフォワード)クラウド会計」が注目されています。 これまでパソコンにインストールした会計ソフトを起動し、請求書等をもとに作成した仕訳データを、パソコン上に保存して帳簿を作成する等が一般的でした。 |
一方、クラウド会計では、従来パソコン上で行っていた会計処理をインターネットのクラウド上で処理・データ保管することにより、場所・端末(パソコン/ タブレット/ スマホ等)を選ばず、いつでも同じ情報にアクセスできる会計ソフトです。
したがって、いつでも・どこでもリアルタイムな経営数値を確認することが可能です。
さらに、事業主(企業)様が会計データ入力を行い、会計事務所(税理士)が正しく入力されているかどうか、リアルタイムで情報共有ができ、事業主(企業)様・会計事務所(税理士)の双方にとってメリットがあります。
多くの会計事務所(税理士)は、事務所に導入している会計システムの使用料として、年間数十万~数百万程度支払っているため、事務所に導入している会計システムのソフトを基本的にはお客様に推奨します。
そのため、事業主(企業)様は会計事務所が推奨した会計ソフトを使用しているケースが大半です。
ところが最近では、事業主(企業)様が使用したいソフトを活用するというケースも増えてきており、この場合は多くが「MF(マネーフォワード)クラウド会計」等の”クラウド会計”の活用です。
特に、
●Airレジ(注1)やSquare(注2)等の最新アプリとの連動性に優れている
●場所・端末を選ばずリアルタイムで経営数値を把握可能(複数人同時アクセス可能)
等のメリットがあることから、当社にも実際にクラウド会計についてお問い合わせをいただく機会が増えており、クラウド会計の導入をオススメしてております。
当然ながら「依頼している会計事務所が推奨している会計ソフトを使用して会計処理を行うことが悪い」という話ではありません。
会計事務所の処理都合を優先させることが、結果的にスムーズな会計処理に繋がるため、特別ご要望が無い方に関しては、推奨している会計ソフトを使用するという選択がよろしいかもしれません。
さらに、入力の手間すら省きたいという方に関しては、帳簿作成から代行依頼するという選択肢もあります。
注1:AirレジとはiPad・iPhoneで使用することができるPOSレジアプリのことです。
注2:Squareとはクレジットカード・電子マネー・オンライン決済や決済端末導入サービスのことです。
●AirレジやSquare等の最新アプリとの連動性に優れている
クラウド会計ではPOSレジアプリ(注3)のレジデータと連携対応可能なものが多く、日々の売上データを自動で取得することが可能になります。店舗の売上状況がすぐに確認できるため、今までよりスピーディな経営判断を可能とし、店舗経営を効率化できます。
注3:POSレジアプリとはスマートフォンやタブレットにPOSレジ機能を搭載することのできるアプリケーションです。
●場所・端末を選ばずリアルタイムで経営数値を把握可能(複数人同時アクセス可能)
ソフトのインストールが不要となるため、インターネット環境さえあれば、場所・端末関係なく会計ソフトを利用することが可能です。また、データがクラウド上で管理されているため、複数人での作業も容易にできるようになっています。
●銀行口座・クレジットカードのデータを自動取込が可能(入力の手間を大幅に削減)
クレジットカード・金融機関口座をクラウド会計に連携登録することで明細データを自動的に取り込むことが可能になり、データの入力作業を大幅に省力化することができます。
●Mac・Chromebook・iPhone・Androidでも利用可能(一般的な会計ソフトはWindows対応)
インストール型の会計ソフトの場合、対応のOSがWindowsに限られることも多いですが、クラウド型であればインターネットを利用した操作となるため、OSが限定されることは少なくなります。
●アップデートが不要であり、常に最新の法規制に対応可能
最新の法令や税制改正に対応するためにバージョンアップが必要ですが、クラウド型であれば利用者がバージョンアップのために特別な作業は不要となり、会計ソフト側でバージョンアップされます。そのため、常に最新バージョンの使用環境の維持が可能です。
●クラウドサーバーにバックアップがあり、データ消失リスクが低い
従来の会計ソフトであれば、重要なデータを各自でバックアップを取得してデータ消失に備える必要がありました。しかし、いくらバックアップを取得してもバックアップ機器の故障リスクは避けられません。クラウド会計ではそのような物理的な故障リスクは極限まで下げられるため、安全なデータの運用が可能です。
●インターネット環境がない場合に会計ソフトが使用できない
会計ソフトはクラウド上に存在するため、インターネットの利用が必須になります。また、インターネット環境があったとしても、回線速度によってはスムーズに作業ができないこともあるでしょう。クラウド会計を利用する際にはインターネット環境の見直しが必要になってくるかもしれません。
●どこでもアクセスできるためセキュリティ対策が必要になる
どこでもアクセスできるという利便性がありますが、裏を返せばクラウド会計を利用するための情報が分かれば誰でも会計データにアクセスできることにもなります。そのため今まで以上にログインアカウント情報の管理や使用するパソコンのセキュリティ対策の実施等に気を使わなければなりません。
●クラウド会計の導入・移行の作業が必要になる
新たにクラウド会計ソフトを導入する、既存のインストール型の会計ソフトから別のクラウド会計ソフトへ移行するといった場合、導入・移行のための準備や設定作業が必要になります。普段の会計ソフトの使用とは異なった操作を行うため、会計知識がない場合には作業が困難な場合もあると思います。
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