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コラム

最終更新日:2024.01.10
経費精算の整理と精算に関するヒントとコツ

経費精算のコツは効率化

近年、経費精算の効率化にフォーカスをあてたシステムやアプリケーションが多くリリースされておりCMや電車内の吊り広告などでもよく見かけます。なぜ効率化が必要なのでしょうか。

大きな理由としてはこの「経費精算」が経理担当者のみの業務でなく、従業員全員が日常的に実施する業務であるからです、こういった業務は直接企業の利益に還元されるものではありませんが企業運営とは切っても切れない関係にあります。

(例):1人当たり1回の経費精算が15分だと仮定して効率化を図ることで1回5分に短縮できた場合
年間 15分 × 12回 (月1回の精算とする) =3時間

年間 5分 × 12回 (月1回の精算とする)=1時間

この経費精算が従業員の人数分短縮されると考えると企業が大きくなればなるほどに大きな効率化になるというわけです。

効率化とは

一言に効率化といってもなにから始めるべきかわからない経理担当者も多くいますので
一番簡単なシステム導入についてそのメリットデメリットを紹介します。

経費精算システムの導入

メリット :

  • 経理担当者や従業員の負担を簡単に減らすことができる
  • 電子化されているものが多く保管スペースを縮小できる
  • 電子化し取り込んだ領収書から仕訳直接計上することができる
  • 現金でのやり取りをなくすことが可能
  • リモートワーク時や外出先からの申請可能なため申請もれを防げる

 
デメリット:

  • 初期費用や月額費用等が高いものが多い
  • 社内ルールの再通知や規則の追加
  • 社内ですでに利用している勤怠システムや仕分けシステム等との互換性が無い場合がある
  • 種類が多いため慎重なシステム選びと運用が必要

 
一見メリットが多いように見えるシステム導入ですが費用面や社内ルールの再整備システム内の互換性等の点で課題が多いのも事実です。無料のシステムや期間中の無料トライアルも少なからずありますのでそちらをためしてから本格的な導入を検討するのもいいかもしれません。

まとめ

従業員の大半が日常的に行う小さな業務である経費精算。一度精算業務を洗い出し、省略できる作業をなくすだけでも効率化につながります。インボイス制度や電子帳簿保存法が始まると手順や確認事項が増えより複雑化することが予想されます。新制度運用に向けて作業の見直しから始めてみてはいかがでしょうか。

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